貫名 信行(同志社大学 脳科学研究科 教授)
内山 伊知郎(同志社大学 心理学部 教授、同志社小学校 校長)
小原 克博(同志社大学 神学部 教授、良心学研究センター長)
位田 隆一(グローバル・スタディーズ研究科教授)
川満 直樹(商学部 准教授)
人間の心のあり方、あるいは自己と他者の関係に対する問いは、人類史と同じくらい長い歴史を持っています。「良心」についても、哲学や宗教において様々な考察が積み重ねられてきました。良心に対する探求はこれまで主として人文社会系の学問においてなされてきましたが、人間の認識能力や心理形成に関しては、近年、科学からのアプローチも本格的になされています。
本シンポジウムでは、良心をめぐる課題を脳科学の視点から問い直し、さらに発達心理学の視点から「良心を育む」可能性を探求し、良心研究の新たなステージを展望したいと考えています。