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公開シンポジウム「良心教育を世界に──良心教育の起源と挑戦」

日時:
2015年11月11日(水)16:40 – 18:30
場所:
同志社大学 今出川キャンパス 同志社礼拝堂

講演

沖田行司(同志社大学 社会学部 教授)

司会

小原 克博(同志社大学 神学部 教授、良心学研究センター長)

コメンテーター

北 寿郎(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授)

Idiris Danismaz(同志社大学 高等研究教育機構 特定任用研究員)

要旨

新島襄は良心や道徳を大切にし、それらに基礎づけられた近代教育を目指しました。そして新島の感化を受けた人々の中からは、それぞれの時代と場所において「地の塩」となった良心の実践者たちが輩出されてきました。このシンポジウムでは、新島の思想を広く近代史の中に位置づけ、その意義を再確認すると共に、そこから現代に投げかけられた課題を抽出していきます。日本社会では、道徳はしばしば「国民道徳」として理解されてきましたが、本シンポジウムでは、世界につながる道徳(良心)の普遍的次元を探求していきます。

良心学研究センターは、現代世界における「良心」を考察し、その応用可能性・実践可能性を探求することを通じて、学際的な研究領域として「良心学」を構築し、さらにその成果を国内外に発信し、新たな学術コミュニティを形成することを目的としています。