沖田行司(同志社大学 社会学部 教授)
小原 克博(同志社大学 神学部 教授、良心学研究センター長)
北 寿郎(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授)
Idiris Danismaz(同志社大学 高等研究教育機構 特定任用研究員)
新島襄は良心や道徳を大切にし、それらに基礎づけられた近代教育を目指しました。そして新島の感化を受けた人々の中からは、それぞれの時代と場所において「地の塩」となった良心の実践者たちが輩出されてきました。このシンポジウムでは、新島の思想を広く近代史の中に位置づけ、その意義を再確認すると共に、そこから現代に投げかけられた課題を抽出していきます。日本社会では、道徳はしばしば「国民道徳」として理解されてきましたが、本シンポジウムでは、世界につながる道徳(良心)の普遍的次元を探求していきます。