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公開シンポジウム「法と良心──「良心の自由」を中心に」

日時:
2018年07月12日(木)16:40-18:40
場所:
同志社大学 今出川キャンパス 同志社礼拝堂

講師

遠藤比呂通(弁護士、憲法研究者)

司会

小原克博(同志社大学 神学部 教授、良心学研究センター長)

コメンテーター

深谷格(同志社大学大学院司法研究科教授)

中西久枝(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)

趣旨

憲法第19条に「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」と記されています。しかし、歴史的に見れば「良心の自由」は決して自明なものではありませんでした。ヨーロッパにおけるカトリックとプロテスタントの抗争を経て「信教の自由」が徐々に保障され、それが「基本的人権」の基礎を作りました。思想・良心の自由もそこに源泉を持ちます。このシンポジウムでは、東北大学助教授を経て、弁護士に転身し、1998年以降、西成法律事務所を運営する市井の憲法研究者・遠藤比呂通氏を講師として招き、法と良心をめぐる課題を考えます。

※入場無料、事前申し込み不要

良心学研究センターは、現代世界における「良心」を考察し、その応用可能性・実践可能性を探求することを通じて、学際的な研究領域として「良心学」を構築し、さらにその成果を国内外に発信し、新たな学術コミュニティを形成することを目的としています。