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公開シンポジウム「ニューロ・ダイバシティと良心──自閉症を神経構造の個性・多様性として見る」

日時:
2019年07月08日(月)16:40-18:40
場所:
同志社大学 京田辺キャンパス 言館

講師

池上英子(ニュー・スクール大学院 社会学部 教授)

貫名信行(同志社大学大学院 脳科学研究科 教授)

司会

小原克博(同志社大学 神学部 教授、良心学研究センター長)

コメンテーター

板倉昭二(同志社大学 赤ちゃん学研究センター 教授)

武藤 崇(同志社大学 心理学部 教授)

趣旨

良心は画一的な行動や道徳的判断を促すものではありません。むしろ、それは人間精神の多様性を視野に入れた概念であることを明らかにするために、このシンポジウムではニューロ・ダイバーシティに着目します。ジェンダー、民族性、性的指向や障害と同様に、神経学的差異を社会的カテゴリーとして認識されるべきことをニューロ・ダイバーシティ運動は主張しています。たとえば、自閉症を神経学的な個性と見なすことによって、どのような世界が見えてくるのでしょうか。自閉症に新たな視点を与えた『ハイパーワールド──共感しあう自閉症アバターたち』『自閉症という知性』の著者・池上英子氏を講師としてお招きします。

※入場無料、事前申し込み不要

良心学研究センターは、現代世界における「良心」を考察し、その応用可能性・実践可能性を探求することを通じて、学際的な研究領域として「良心学」を構築し、さらにその成果を国内外に発信し、新たな学術コミュニティを形成することを目的としています。