沖田行司(同志社大学名誉教授、びわこ学院大学学長)
小原克博(同志社大学 学長、良心学研究センター長、神学部教授)
澤田瞳子(小説家、同志社大学 客員教授)
玉井史絵(同志社大学 副学長、グローバル・コミュニケーション学部教授)
同志社は2025年に創立150周年を迎えます。同志社の歴史は激動の近現代史を色濃く反映しています。同志社史を同時代史の中に位置づけながら、同志社の150年を日本や世界の150年と共に振り返っていきます。その際、歴史的な出来事だけでなく、それぞれの時代の精神に着目します。適切な歴史認識は未来を展望する力を与えてくれます。同志社150年の歴史を振り返りながら、同志社が現在担うべき課題を明確にし、さらに同志社200年を見据えたビジョンを考えていくために、公開シンポジウム・シリーズ「同志社150年の歴史から展望する未来への挑戦」を始めました。
今回は、シリーズ第2回目として「同志社創立(1875~1890)」に焦点を当てます。同志社草創期がどのような時代であったのかを、同時代史の中に位置づけ、また、その時代の中で、新島襄はどのような挑戦をしたのかについて、共に考えていきたいと思います。
公開シンポジウム「歴史を振り返ることの意義──同志社創立150周年を見据えて」(2024年3月4日)
良心学研究センター編『同志社精神を考えるために』2023年(Kindle版)