小原克博(同志社大学 学長、良心学研究センター長、神学部教授)
中村信博(同志社女子大学 学芸学部 特別任用教授)
柿本昭人(同志社大学 副学長、政策学部教授)
穐山洋子(EUキャンパス支援室長、グローバル地域文化学部教授)
連続シンポジウム「同志社150年の歴史から展望する未来への挑戦」の第4回目として、今回は、戦時下の同志社(1930〜1945)に焦点を当てます。戦争の時代、キリスト教主義学校として同志社は厳しい監視と弾圧を受け、たびたび学内も混乱しました。同志社精神(特にキリスト教主義)をめぐる解釈の変化や時局に対する妥協を、同志社内部の出来事にとどめず、日本社会や世界における変化と対応させて考え、そこから現在および未来に対する教訓を抽出していきたいと思います。尹東柱や台湾留学生などを取り上げ、アジアの視点も交える予定です。
公開シンポジウム「歴史を振り返ることの意義──同志社創立150周年を見据えて」(シリーズ第1回、2024年3月4日)
公開シンポジウム「同志社草創期はどのような時代であったのか──新島襄の挑戦」(シリーズ第2回、2024年6月3日)
公開シンポジウム「新島襄没後の同志社の混乱と発展──志を継ぐ者たちの奮闘」(シリーズ第3回、2024年9月24日)
良心学研究センター編『同志社精神を考えるために』2023年(Kindle版)